WEBデザインで気をつけたい「下層ページ」の作り方

サイト全体に影響する下層ページデザイン

日々のデザイン業務の中で下層ページデザインに携わっているという人は多くいます。
下層ページデザインというのは、文字どおりTOPページに対して下層ページを作成することですが、今回は下層ページの運用について紹介していきます。
参考HP: Webデザインリンク集中面/下層ページも見られる現代デザイン

下層ページを作成するにあたって確認するべきこと

下層ページを作成するにあたってはきちんとトップページの内容やサイトのコンセプトを確認することが重要です。
特に引き継ぎをうまくするためにはトップのデザインをどのように決めたのか、どういった意図を持って作成しているのかということが重要になってきます。

コンセプトデザイン

eコマース*を運営する場合は販売する商品を管理していく業務があり、デザインの改善などもその業務の一部に含まれています。

ここで、見た目のインスピレーションを参考にするのはもちろん重要ですが、それだけでなく作成者にそのコンセプトが自分の思ったものと同じであるのかを確認しておくことが望ましいです。
こうすることで一貫したデザインでWebコンテンツの作成を可能にします。

フォント

このコンセプトが決まれば、次に大事になるのがフォントです。
サイト全体の中でフォントは大きな意味を持っています。
フォントのイメージでサイト全体のイメージも変わってきますから、イメージに合うフォント探しはとても重要な作業なのです。

また、一般的にトップページで使用したフォントは使用しないものです。
そこで作業に入る前にトップページで使用しているフォントの確認作業も行う必要があります。

スタイリング

フォントが決まればスタイリング作成に入ります。
ここが揃っていないと下層ページの統一感がなくなってしまうので注意して作成をすることが必要です。

基本的にトップページのサイズ感を下層ページでも使用していきます。
タイトルや見出し、本文といったそれぞれのテキストサイズを揃えていき、最後にはPhotoshopのライブラリ機能を利用すると揃えやすく便利です。

統一性が大切

画像を使用するときでも、文章を作成するときでも、トップページとの繋がりがなくなってしまうと一気にサイトの印象が悪くなってしまいます。
そこで、使用するイラストや写真、文章の口調や語尾といったところまで細心の注意を払って作成をすることが重要です。

作成をしている際に途中で自分のイメージがわからなくなることもあるものです。
そのような時にはすぐにトップページ作成者に相談をしてイメージを再構築するようにしましょう。
早めに相談をして修正をかける方が、後から修正するよりも格段にスムーズです。

独立・開業した際にはこうしたウェブサイトを制作し運用して行くことも大事なポイントになります。