
社会保険労務士として独立する際、費用は不要?!
社会保険労務士として独立する際には、社会保険労務士の登録が完了してしまえば、基本的には独立開業が可能となります。
独立の仕方にもよりますが、事務所を設けずに自宅で仕事を行う、いわゆるノマドワーカーとして働くという場合、コンスタントに発生する費用が掛からず、場合によっては特にこれといった費用負担もなく、開業が可能です。
もちろん、事務所を借りて開業をするとなると、その分の費用が発生しますので、事前準備が必要になります。
最初のうちはコンスタントに仕事をもらえず、営業をかける、伝手を辿るなどのコツコツと積み重ねていく必要がありますので、その分を見越して、貯蓄をした上で改行することが大切です。
目安としては、2~3か月ほど、収入がなくとも暮らしていける程度の金額があれば、ある程度仕事が少なくとも、準備を整えやすくなるでしょう。
開業の際に必要となる費用には、状況によって個人差がありますので、それぞれの状況を考えた上で、必要経費を算出することが大切です。
最低限必要になるもの
社会保険労務士として独立する際に、最低限必要となる物は、まずは、電話やファックス、パソコンなどの、各種連絡ツールです。
パソコンの場合は特に、ネット環境、メール環境など、基本の環境を全て整えた状態であれば、マーケティング、仕事の効率化を図りやすくなります。
行政とのやり取りは電話だけではなく、ファックスで行われることも多いため、ファックス機能付きのものを用意しましょう。
次に、普通の印鑑、提出代行印、労働者名簿のゴム印などの、各種印鑑が必要です。
印鑑類は各種書類作成時に必要となるとともに、銀行口座を作成する際など、ちょっとしたことにも必要となりますので、各種必要となる印鑑を準備しましょう。
それぞれ既定のサイズなどもありますので、事前準備をする際には注意してください。
印鑑と共に、スタンプ台や朱肉なども忘れずに準備が必要です。
三つ目は名刺です。
営業を行う際はもちろんの事、仕事を行う際に顧客に身分を提示するためには欠かせないアイテムですので、必ず忘れずに作成します。
初めて作成する際には、名刺作成業者に依頼しても良いですが、ある程度慣れてきたら、パソコンでセルフで作成し、プリンターで印刷できるタイプの名刺が手軽でしょう。
4つ目は、17条附記、出勤簿、沈金台帳など、各種必要書類です。
これらの書類がないと仕事そのものを出来なくなりますので、忘れずに早い段階で用意し、大切なものを入れる場所にきちんと保管をする様にしてください。
他にも、電卓や封筒、ビジネスバック、ファイルなど、細々と必要となる物があります。
仕事をする上で事前に必要となる物は意外と多いですので、節約できる場面ではしっかりと節約して、経費削減することも重要です。